感想日記

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ジャンル問わず、何がしかについての感想を書きます。ネタバレご注意です。



 

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劇場版アイカツ!

ちょっと調べたら「大スター宮いちご祭り」はあくまでストーリー中で出てくるイベント名であって
劇場版のタイトルそのものは「劇場版アイカツ!」のみらしい。
すっげえシンプル!


ということで一週間遅れですが見てきました。
同日妖怪ウォッチの映画が始まったおかげか、映画館内に人はすごいものの、シアター内はそこそこ。
男児のいないタイトルだったおかげもあってか、静かに見ることができました。
特定キャラの登場なんかでちょっと映画館内がざわつくのとかちょっと楽しかった。

ユリカ様のことなんですが。
この御方人気すぎるだろ…。


さて、アイカツ!は101話でバトンを渡して以降、TV版は主人公をあかりちゃんに切り替えて
時系列や舞台はそのままに新しいシリーズを継続していますが、
今回の劇場版は完全に「星宮いちごの物語・完結編」でした。

とは言え別にいちごちゃんのアイカツが終わるわけではないのは、テレビを見ていればわかりますが。

今回はTV版1話で美月さんのステージを見て始まった、美月さんといちごちゃんの関係に一端の終止符を打つ物語です。
そして、美月さんからいちごちゃんに託されたバトンを、あかりちゃんに繋ぐ物語です。
そうして、美月さんもいちごちゃんも、新しいアイカツ道を歩きはじめるのです。

2期後半のOPであるSHINING LINEの歌詞がそのまま、この映画のテーマになっていると思います。

いつでも 憧れが最初の道標
今 私達の前に 手渡しの希望があるね
受け取った勇気でもっと 未来まで行けそうだよ


美月さんに憧れてアイドルになったいちごちゃん、いちごちゃんに憧れてアイドルになったあかりちゃん。

美月さんに引っ張られて立派になったいちごちゃん、
そのいちごちゃんに見初めてもらってアイドルへの一歩を踏み出したあかりちゃん、と受け継がれていく希望。
劇場版アイカツは「継承」の物語です。

ライブの後、人の居なくなったステージの上で、この3人でSHINING LINEをBGMにしてのやりとりがとても良かったです。
SHINING LINEを聞いて「あぁ、このアイカツ2年目後半はこういうテーマの話なんだ!」と感じた全てがあの場面に詰め込まれていました。

美月さんからトップアイドルの立場を「奪い取り」、その立ち位置を受け継いだいちごちゃんにとっても、
いちごちゃんからマイクを手渡されたあかりちゃんにとっても、
いちごちゃんからもらった勇気で改めてアイカツを始めようと思えた美月さんにとっても、特別なライブなのでした。

映画ではしょっぱなのスターライト学園ライブで歌われたSHINING LINEですが、
できればあの3人のアンコールライブで歌って欲しかった…。


さて、テーマの話はこれくらいにして。

それにつけても今回の劇場版は全キャラオールスターって感じでしたね!
特にスターライト学園のメンバーは全員きちんと出番があって役割があって、
出番がばらつきがちなテレビシリーズでの不満をきっちり晴らしてくれた感じです。

特にしおんちゃんが(CGモデルがないから)テレビでの出番少なかったので、
今回ドラマパートでめっちゃ出番が多かったのはとても嬉しい。
しおんちゃんいいよね…。

他にも最近テレビで出番のないドリアカ組もちゃんと出てきてくれました。
あいにく「フレンド」はテレビ版の映像そのまんま(多分)だったけど、
久しぶりのチョコポップ探偵やおしゃれ怪盗スワロウテイル、それらをぶっ飛ばすヘリ参戦のマリアちゃんと盛りだくさんで。

そしてついに自分から衣装を着て欲しい、と参じた天羽先生。
先生…衣装の当日納品はご勘弁ください…。
おたくの弟子はきっちり仕上げてライブ当日余裕もって参上してましたよ…。


そう、劇場版はつばあかがすっごいキテました!
元々アイカツは色んな男性が登場してますが、今まで恋愛の気配を感じさせた人は一人もいませんでした。
が、今回の翼さんとあかりちゃんはちょっとそういう展開が想像できてもおかしくないんじゃ、という雰囲気。
おっちょこちょいだけど頑張るアイドル見習いと一流デザイナー、って少女漫画みたいだよね。

こっそりプレミアムドレスを用意しておいて、でもそれは言わずにおいて、
その上でいざその時が来たらそっと渡して応援してくれる。
正直この人とならあかりちゃんが幸せになっても応援できると思う。

他にも相談にのってくれる涼川さん、車出してくれるジョニー先生や、関係者席にいるスプラッシュ、
地下の太陽さん、みくる、両親、らいち、などこれまでのシリーズで登場してきたキャラクターたち総出演のオールスターぶり!
いちごちゃんのアイカツは色んな人との関わりで出来上がっていたんだなあと改めて気付ける素敵な構成でした。


以下萌えポイント

■ソレイユ三人でパフェ食べるシーン
 「それを言うのかい?」
 あおいちゃんと蘭ちゃんの二人で「あーん」して、二人分のスプーンを一口で食べちゃういちごちゃんの健啖ぶり。

■まさかの涼川さん
 「いちごちゃんをよく知っていて、音楽ができる人」
 最初はセイラちゃんのことかと思ったら、涼川さんだった。
 この人もシリーズの最序盤から今までずっと出てるんだよなー。正直涼川さんプロデュースのロックないちごちゃんも見たい。

■制服でのライブ
 花音さんに自分たちを知ってもらうための即興ライブ。
 もしかしてCGでスターライト学園の制服姿ってのははじめて?

■一人すごい勢いでパフェを食べるいちごちゃん
 花音さんと話をする席。全員で特盛りいちごパフェを食べることになって、
 他のメンバーが一口二口食べるくらいの時間でほとんど食べきる健啖ぶり。
 花音さん一口食っただけで完食諦めちゃったけど、あのあといちごちゃんが美味しく食べたと思う。

■「よっ!ほしみ屋!」
 さくらちゃんが急にいちごちゃん呼び捨てにして何事かと思った。
 パンフレットを見ると表題のとおり、屋号呼びだったことがわかります。
 あとさくらちゃんが担当になったパンフ、さくらちゃんが劇場で着ていたドレスのアイカツカードがついてきます。
 この営業上手!

■ユリカ様いじり
 特にあおいちゃんからのいじりっぷりが凄かった。
 とりあえずユリカ様オチにしておけばOKという場の空気がずるい。

■「バンジーーーーーー!」
 あかりちゃんが美月さんを探しに行って見つけるシーン。
 ケーキバイキングやウィンドウショッピングではなく、バンジーの最中に見つけるというのが実にアイカツ。
 これ二人の初対面だよな…

■マスカレードに挟まれるらいち
 中学生でこれは性癖歪むわ

■崖登り
 さすがに映画で崖は無しかー、と思っていたらあった。しかもイベントでやる生ドラマの最中。
 まぁアイドルだもんね。
 こう来ると斧が出なかったのが残念です。

■輝きのエチュード
 花音さんに作ってもらった、いちごちゃんの新曲。
 どう頑張って聞いても美月さんへのラブソングです。
 「同じ光の中 これからも私迷わないで歩いていける」
 いちごちゃんは美月さんを追いかけて、同じ場所に立って、これから先自分で行き先を決めて歩いて行くのです。

 そして注目はステージのライティング!
 強烈なライトから広がるステージ上の光と影のコントラストがめちゃくちゃ綺麗です。
 いつもよりずっと大きく、ステージ中に広がるいちごちゃんのアイドルオーラといい、
 いちごちゃんがトップアイドルになった瞬間を象徴するステージでした。

■Let's アイカツ!
 まさかあの3人でこの歌を歌うとは思ってなかった。
 ちょっと美月さん無理してないかって感じもするけど、これからアイカツがんばろう!って歌なので
 実はあの3人の心情には一番ピッタリな歌なのかもしれない。

■エンドロール
 これまでのED曲のメドレーだったのですが、最初に流れたカレンダーガールで耐え切れず泣いた。
 アイカツはやっぱりカレンダーガールだよ!この曲が一番好きだ!
 いつかTVシリーズが終わるときは最後みんなでこの歌を歌って欲しい。

■パンフレット
 
 キービジュアルとしてもう公開されてたけど、この3人でステージに立つ絵ってちょっとネタバレだよね。
 手前のは入場者全員が貰える、あかりちゃんが翼さんからもらったプレミアムドレスです。

 パンフレットにはまぁ、映画のパンフの常ですが公告がかなり多く。
 ちゃんとしたコンテンツとしては監督、副監督、キャラデザ、美術監督さんの描きおろし色紙イラストや、
 表紙の3人の中の人インタビュー、いちごちゃんのインタビュー記事、
 そして一番の見所だと思うのですが、らいちの書いたアイカツ新聞号外が掲載されています。
 本当にリアル中学生くらいの子が作った!って感じの手作り感ですごいですこれ。


ということで劇場版アイカツ!の感想でした。
まだ1回しか見てないので、正直拾いきれてないところもいっぱいあると思います。
できればもう一回劇場で見たいなー。
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス

この間テレビ放映があったので、初めて見たんですよ。
劇しんを見るのはヤキニクロード以来、すごい久しぶりだったので結構ワクワクしていたのですが。

自分のスタンスを早めに提示したほうがいいかと思って書いておきますが、
最低のクソ映画でした。
これまで見てきたクレヨンしんちゃんの中で一番つまらない話でした。

黙って見てしまった2時間がもったいないのでここに感想を吐き捨てることにします。
多分同じ感想を持った人でないと読んでも不快なだけだと思うので、
私と同じく、この映画見て損したって感想を分かち合いたい人以外は読まないほうがいいです。


さて、この映画の問題点はおおまかに2つあって、
・ゲストキャラの宇宙人が全員不愉快
・野原一家が実質何もできていない

という点にあります。

見ていて「は!?何言ってんだお前」って感想を抱いたまま
それが解消されず物語が終わってしまう感じ。
ガンダムAGEのイゼルカント様を思い出すといいかも。


では一点目の
・ゲストキャラの宇宙人が全員不愉快
という話。

これは話の冒頭から最後まで、終始一貫して抱える問題点なのですが、
とにかくこいつらが人の話を聞かない。
そしてまともな倫理観を持ち合わせていない。
相手の理解を求めない。
自分たち主導で、相手に説明をしないまま自分ルールを通し続ける。

そういう意味では、これまでの劇しんに登場してきた侵略宇宙人と同じスタンスなのですが。

登場して早々、人の家にあがりこんで(これはしんのすけが誘導したのもありますが)、
親を放置して赤子を囲んで大喜び、幼児相手にサインを求めて
そのサインを契約書として、親への説明もなしに宇宙まで拉致します。

もうこの時点でかなり心折れた。
すごい不快。

その後も野原家は自分たちの訴えを一切聞かない宇宙人を相手に、
ひまわりを取り上げられ、コテージに隔離され、自分の子供と会うこともできない。
そして不満を訴え続けていたら地球に追い返されます。

見た人ならわかると思いますが、その後のひろしとみさえの悲壮さは筆舌に尽くしがたい。
録画消しちゃったのでキャプはとっていないのですが、
とれたとしてもここに載せるのもはばかられるくらい。

赤子を奪われたのですからこれは当然のリアクションです。
そしてその有様を見てしんのすけが、自分がしでかしたこと
 →軽い気持ちでひまわりを預けるなんてサインをしてしまったことに自覚を持ちます。

そのしんのすけの反応がしっかりと物語っているのですが、
この展開どう考えてもギャグじゃないんですよ。
手も足も出せない、得体の知れない相手に赤子を奪われて文句も言えない状況なんですよ。
視聴者は基本野原家の目線で映画を見ていますから、基本的にはひろし・みさえと同じ感想を持ちます。

敵意を見せていない分、自分たちがどれだけひどいことをしているか自覚していない分、
これまでの敵よりも厄介で不愉快な宇宙人連中。
ひまわりを返せ!と文句を言う野原家に対して、「ちょっとちょっと、何言ってんの」くらいのリアクションしかしません。

こんなふざけた連中、きっとここから野原一家ファイヤー!と反撃かましてくれるんだろうと期待しますよね。
それで家族の情とか、自分たちのしたことへの後悔とか、そういうことに気付いてくれると。

そんな展開は一切ありませんでした。



ここからは
・野原一家が実質何もできていない
という部分にかかるのですが、
このあとの反撃。

野原一家は敵の星に乗り込んで数々の妨害を乗り越え、ひまわりのいるところにたどり着きます。
しかしここでまず一個目の不穏な気配。

宇宙人連中、今更しんのすけがひまわりを追い出したことを責め始めます。

「君がサインして、ひまわり姫を追い出したんじゃないの」
「今更何しに来たの」
と。

違うだろ。
お前らしんのすけがどういうスタンスであれ、ひまわり拉致しただろ。

しんのすけの落ち度を、そこに一切関係のない宇宙人連中が突っついてしんのすけを責めます。
ここがこの映画の不愉快なところのピーク値です。
自分たちの都合で拉致したくせに、その責任をしんのすけに転嫁するのです。いい大人たちが。

じゃあ何か。
この惑星では5歳児が「妹なんていらない」って言ったら拉致していいのか。

しかもしんのすけがそれでも妹を助ける、と兄らしい自覚を持って宣言すると、
大体の連中はそこで引くのです。
意味わからん。

宇宙人たちはこれまで明確な大義を持ってひまわりを拉致しました。
それは野原家、ひいては視聴者の納得を得られるやり方ではなかったのですが、
宇宙のバランスを保つためにやっていたことです。

それが今度は、しんのすけが改心した途端引くようになります。
お前ら宇宙はいいの?


ここらで宇宙人の視点を見返しておきましょう。

宇宙人はひまわりが欲しい。
その理由は「宇宙のヒマのバランスを保ち、地球とひまわり星を守るため」です。
そこでひまわりを自分の星に迎えたい、かつしんのすけがそれに応じてしまったため、
平和的にすべての問題が解決してハッピー、というのがこれまでの彼らの視点です。

まぁその過程で、親ではなくしんのすけに契約書のサインをさせたり、
有無を言わさず宇宙に連れ出して抵抗の意思を削いだりと、無自覚にえげつないことをしてるクズ宇宙人ですが。

つまりは「しんのすけが要らないといったから」ひまわりを拉致したのではなく、
「自分たちが欲しいから」ひまわりを拉致したのであって、
しんのすけがOKのサインを書いたのは副次的な要因なのです。

もちろんしんのすけの安易な行動は個人として反省して自戒すべき部分ですが、
そこはあくまでしんのすけ自身の問題、あるいは野原家の問題です。

つまり、ここに宇宙人が口出しをしてくること自体が論外なのです。
だって関係ないんだもんあいつら。

それを「しんのすけが要らないって言ったから連れてきた」ように言葉を切り替えてしんのすけを責める。
5歳児相手に。
ここまでのクズ、アニメでも早々見られませんよ!

加えて、しんのすけの改心によって身を引くことは、
この宇宙人たちにとっては「自分の目的を放り出したこと」を意味します。
2つの星が滅ぶかもとまで言っておきながら、何をしてるんでしょうこいつらは。

彼らが最初から「しんのすけを改心させること」を目的として動いているなら話はわかるのですが。

「物語上の役割」=「星のバランスを保つこと」がすでにある状態で、
その上にテーマ上の都合から「しんのすけを改心させること」という役割を担ってしまったせいで、
宇宙人の中での「物語上の役割」が死ぬほど意義を持たないものになってしまいました。

「しんのすけが要らないといったから」ひまわりを拉致してきたのであれば、
ここで挙げた問題点は全部解決できたんですけどね。



さて、
・野原一家が実質何もできていない
という部分に戻ります。

前述のとおり、私は野原家と完全に視点のすれ違った宇宙人に対して、
野原家が家族の情愛を見せて彼らにすれ違いを気付かせ、ひまわりを返して完、あたりかと思っていたのですが。

とりあえず荷物の搬送用ゲートを通ってひまわり星に戻ってきた野原家。
ひまわりを取り返すために突貫してひまわりのいる場所まで辿り着くのですが、
そこでも野原家は特に何かできたわけではありませんでした。

すごい大雑把に説明すると
・しんのすけがひまわりを助けに来たことで抱えていた問題が解決
・じゃあもういいから野原家の皆さんは帰っていいよ
という流れでひまわりは開放され、野原家は地球に帰ることになります。

なんだそれは!

つまり野原家が頑張ったことそのものは一切宇宙人たちには届かず、
それとは別に問題が勝手に解決し、宇宙人の都合で不要になったからひまわりは返されるのです。



見ている人も多いでしょう、「オトナ帝国」では、
しんのすけの未来を望む純情がイエスタデイ・ワンスモアを改心させて世界が元通りになりますよね。
己の間違いを認め、身を引きます。
物語として、あれが当たり前ですよね。

悪党は「完全にやられる」か「改心」しないと問題の解決とはなりません。
同じ問題が再発したとき、同じ手段を取りうるからです。
しんのすけの想いがイエスタデイ・ワンスモアに届かなかった場合、
再び彼らが20世紀の暖かさを願ったとき、再び侵略が再開される可能性があります。

今回の劇場版はまさに、敵が改心しないまま終わった話と言えます。

野原家が身勝手で人の言うことを聞かない宇宙人を倒すか、
あるいは野原家に親子、兄妹の情愛の深さを見せつけられて、
宇宙人たちは勝手なことをしたと反省しなければなりませんでした。

事情があるとはいえ、赤子を拉致したことってのはそれくらいの罪に当たることです。

反省をした上で、野原家と宇宙人が協力して問題を解決、
握手でもして和解したとして、その上で野原家を地球に返すのがあるべき展開でしょう。

地球も巻き込む問題である以上、野原家は巻き込まれる形でなく、
自発的に協力する姿勢を見せて問題に向きあわねばバランスが取れません。

しかし宇宙人たちは終始自分たちのペース、都合に合わせて動き、
野原家を好き放題翻弄したあげく勝手に話を終わらせてしまいました。
視聴者としては、こいつらを殴りたいと振り上げた拳の納めどころがわからない状況です。

宇宙人たちはついぞ、自分たちの暴力について自覚も反省もしないままでした。
この辺もガンダムAGEに似てる。


というわけで、2時間通して話の軸がブレ放題の劇場版でした。
設定の一部をちょこっと変えるだけで話の筋は通せたと思うんですが、そんな余裕もなかったんでしょうか。

せめて宇宙人たちは「悪党」として劇中で認知されて倒す、あるいは改心させるか、
最初から宇宙人たちを「善人」として描いて、ひまわりはじめ野原家が協力して宇宙の困難に立ち向かう話であれば…。

製作者と視聴者で、宇宙人たちの捉え方がズレているんでしょうか。
もしかして彼らを悪ではない存在のつもりで作ったのかなあ。


まぁ、なんというかその
二度と見ないと思います。

 

劇場版ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLACE ON EARTH

劇場版ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLACE ON EARTH


お久しぶりです。
長らく私事で更新することが出来なかったのですが、
年末年始はさすがに落ち着いているので、貯めこんでた感想をぶちまけようかと思います。



ということでまずは劇場版ハヤテのごとく!のお話。
2011年に劇場公開されたアニメですが、2012年12月29日にテレビ放送されました。
それを見ての感想です。
後半重要なネタバレを含みます。

タイミング的には、アニメ2期と3期の間に上映されたものですが、
アニメ2期の続編ではありません。
そのためアニメと、原作の10巻くらいまでしか見ていない私にはわからないキャラが数名…。
まぁわからなくても大丈夫でしたが。


なぜ大丈夫かと言うと、この劇場版はまさに、
ハヤテのごとく!の原点に還るかのようなテーマ、ストーリーだからです。

私がずばりそうだったのですが、
ハヤテのごとく!を見ていて
「最初は面白かったのに、最近はなんか違う気がする」
と思っていた人にこそ見て欲しい。
原作3巻~5巻くらいまでの頃にあった「良さ」が詰まっていました。

私はパロネタ多数、よくわからんシリアス多数になってハヤテ熱が冷めてしまったタチなのですが、
この映画は初期の「お嬢様が完璧で貧乏でかっこいい執事に守られる」という部分をキモにして
話が構成されています。


パロディネタはあるにはあるのですが、かなり控えめで、
話を楽しむのに邪魔になるようなシーンは殆どありませんでした。

シリアスになってきたシーンで場をどっちらけにするギャグもなく、
空気の作り方にメリハリが効いていてテンポが良い。
原作では、真面目なシーンでボケて流れを止める展開多いですよね。


さらに本作は主要なお仕事の殆どに監督が直接携わっているようで、
全体的な統一感のとれた映像作品になっています。

にしても
監督・キャラクターデザイン・3Dモデリング・演出・絵コンテ・総作画監督、って監督働き過ぎです…
これ全部プロレベルで出来るとか何者なの監督…。





さて、こっからはネタバレありの感想です。



前述しましたが、良かった点として何より挙げたいのが
「お嬢様のピンチ、それを助けに来るハヤテ、きっかけは借金だけど今はそれだけじゃないつながり」
という部分。



確か原作3巻だったか、ケンカ別れしたナギをハヤテが当然のように助けに来るシーンがありました。
そのシーンがすごいグッと来て、面白い漫画だと思ったのを覚えています。
そんな初期の原点に還るような、そんな話でした。


この執事アクションは個人的に、ハヤテのごとく!という作品の一番面白い部分だと思っていて。
原作読むのを辞めてしまった頃は漫画の中身がパロネタばかりになって、
それにうんざりしていたところがあったのですが、
久々にハヤテの楽しい部分を楽しませてくれた、という感じがしました。

ちなみに同じ理由で、アニメ3期の1話も面白かったです。


続いて、ハヤテのおばあちゃんの存在。


この先何か明かされればわかりませんが、ハヤテの苦境は全て両親から押し付けられたものです。
あの両親のクズっぷりは相当なもので、多分100人が見れば100人が腹立たしいと思うはず。



そんな中、ハヤテのおばあちゃんはハヤテのことを想って今回の騒動を起こしました。
親から押し付けられた借金で自由になれない、わがままになれない孫を想い、
ナギを閉じ込めて、借金返済のアテも用意しました。

そこだけ挙げると大いに問題点なのですが、
それでも「ハヤテのことを想う肉親が居た」というのはかなり大きなポイントだと思います。

おばあちゃんにはいっそ完全復活して、レギュラー入りして欲しいとさえ思うところです。
ナギやマリアさんと違って、血が繋がっているからこその絆って結構大事だと思うんですよね。
だからこそ、ナギやマリアさんとのつながりが強く、かつ大事でもあるのですが。

本作は特に血縁にトラブルを抱えた登場人物が多いので、
オフィシャルでそこに触れ、かつ悪人でない家族がハヤテにも居たというのはとても嬉しいです。

そういやハヤテの兄ってどうなったんですかね
原作ではもう出たのかな?


あとはマリアお嬢様ですかね!



何このかわいいお嬢様!
体に染み付いたメイド業でつい体が動いてしまう様がとてもかわいかったです。
珍しく子供っぽいマリアさんも見られましたしね。


こんなところでしょうか。
まとめるとやはり、ハヤテのごとく!という作品の原点に還った劇場版だった、ということです。
初期のハヤテが好きだった人は絶対に楽しめる映画だと思いました。
久々にハヤテを楽しませてくれて、ありがとうございました。

 


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