感想日記

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ジャンル問わず、何がしかについての感想を書きます。ネタバレご注意です。



 

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黒子のバスケにハマりました




ここ二週間くらいで一気にドハマリして、一気に単行本揃えてしまいました。
今小説版とファンブックを探しています。

どのキャラも個性的でちょっとおかしくてカッコいいので好きなのですが、
秀徳高校のこの二人が特に好きです。
高尾は唯一、黒子をライバルとして見てるキャラクターなのにストーリーのサブで終わる事が多い…。

この二人が好きな人はこの二人のキャラソン聞いたら間違いなくハマると思うのでぜひ聞いて欲しい。
「とある信者の果敢な毎日」は本当もう、もえもえです。

「変わり者って言わないで 愛すべき我がエースなのだよ♪」とか
高尾が緑間のモノマネしたりだとか
歌の中でさえおちょくられる緑間とか
「仰せのまま」とか
このキャラソン作詞した人はすげーわ。

と思ったらこだまさおりだった。
この人すげーわ…。
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。SS「八幡×戸塚」

 なんというか、もう戸塚と出会ってから随分と経つものだが、そして出会ってから今日まで、殆どの時間を一緒に過ごしてきたのだが、戸塚はどうも男子というものを勘違いしている気がする。というか、男というものに過敏になっている気がする。
 例えば一緒に銭湯に行った時。腰に手を当てて牛乳一気飲みするのが夢だったらしく、たまたま牛乳が売り切れていたのをひどく悔しがっていた。一方俺は風呂あがりにも関わらずMAXコーヒーで喉を甘く潤していた。
 例えば二人きりで旅行に行った日の夜。男同士の旅行では猥談をするものだと思っていたらしく(そう間違ってもいないんだが)、戸塚の方から下ネタを振ってきたのだ。
 俺はといえば、戸塚の口から下品な言葉が出てくるという現実に興奮していたら鼻血が出ていたようで、結局猥談どころではなくなってしまった。戸塚は俺の鼻の穴にティッシュを詰めてくれた。
「ご、ごめん…八幡、こういうの苦手だったかな…?」
 なんか戸塚の中で、俺のイメージがやたらピュアな方に傾いた気がする。違う、俺はお前に興奮していただけなんだ、とはさすがに言えなかった。
 そんな戸塚の勘違いのひとつが「風呂あがりにあまり体を拭かない」というものだ。
 一体どんな漫画で見たのかわからないが、戸塚の中では男たるもの、風呂あがりは水滴のひとつふたつ、扇風機の風で飛ばして乾かすものだと思っているらしい。
 プールや銭湯でやるのならまだいいが、自宅でそれをされると脱衣所がべしゃべしゃになるので勘弁して欲しい。
 そんなわけで、いつからか風呂あがり、戸塚の体や頭を拭くのは俺の仕事になってしまったのだった。
 今日も今日とて、もう何度目になったか知れない戸塚の体を拭く時間。相変わらずこいつの首周りは女の子よりも女の子のように細くて、少し指を滑らせれば肉の向こうにあるはずの骨の感触まで伝わってきそうだ。
 なので滑らせてみた。鎖骨の上に、指を。
「ひょっ、んぁ、ちょっ―――八幡っ!」
 相当くすぐったかったらしい。くすぐられたくらいで色っぽい声しやがって。
 そのまま脇腹でも突いてやろうかと思うが、さすがにこれ以上やると逮捕されてしまいそうな気がする。誰に、と聞かれれば、まずは最近の俺と戸塚の距離感をやたら気にしている小町にだろうか。
 もしそんなことになれば、そのまま即雪ノ下たちに5秒で密告され、お縄だ。あいつらなら本気でやりかねない。
「八幡?どうしたの」
 お前にいたずらしていたら逮捕される妄想をしていたんだ、とはこれまた言えない。適当に笑顔でごまかして、まだしとどに濡れている髪をタオルで拭ってやる。
 戸塚の髪はショートヘアではあるが、髪の量がそこそこに多く、またやわらかい毛質をしているだけに拭くのが結構大変だ。中途半端にしておくと毛の中で群れて汗になったり、毛が傷んでしまう。
「ねぇ、八幡もういいよ。十分乾いたって」
 焦れたのか、戸塚は俺の手から逃げ出してしまう。これもいつものことだった。俺がやたらとしっかり拭おうとして、戸塚はやたら適当に自然乾燥させたがるのだ。そんな調子でどうやってこれまでそのキューティクル保ってきたんだ。教えてくれ。
 戸塚はお気に入りのヘアバンドで、毛の一番多いところを持ち上げる。タオル地のヘアバンドは濡れた髪も汗も、全て吸い取って発散してくれる。
「ありがと、八幡。ほら、行こ?」
 笑顔に礼の一つで、日々の面倒も吹っ飛ぶ。こういうのも惚れた弱みというのだろうか。言うんだろうな。
 そして戸塚は脱衣所の扉を開こうとして。
 ふらっ、と。
「…あ、れっ?」
「彩加っ!」
 うちの脱衣所が狭くて、本当に良かった。
 とっさに伸ばした俺の手はなんとか無事に、後ろ向きに倒れこむ彩加の背中を捉えることが出来た。風呂あがりの暖かい体が、俺の右腕にのしかかっている。
「湯あたりでもしたんだろ。あんま長風呂するなって言ってるだろ」
「…体、冷やせないし」
 長風呂、サウナあたりにも戸塚はこだわりを見せていた。なんでもサウナは30分以上は入っていないと駄目だ、とか、お風呂は42度以上、とか。

「もう身重なんだから、あんま無茶すんな」

 それは、そういう意味だ。
 彩加の体は、もう彩加一人だけのものではない。彩加と、お腹の子と、こう言ってしまうのは非常に照れるし恥ずかしいし体力を使うのだが、俺の。



「は、八幡って時々恥ずかしいこと言うよね…」
「ん?」
 彩加がすごい照れている。顔の赤さは風呂あがりのせいというだけではないだろう。
「…もしかして、口に出てたか、今の…」
「うん」
 …なんだろうなこういうの。本心なんだけど、口から出した途端に陳腐化することってあるよな。正論を求めない空気とか、秘めてこそな言葉とか、口にしないならそんな言葉、何のためにあるんだろうって思う。
 けどまあ、やっぱなんというか。でもさ。
「八幡、照れてるでしょ」
 …頭の中がぐるぐるになっていることくらい、彩加にはお見通しのようだった。
 俺と彩加の、どこか間違った青春ラブコメは今日も続く。

 

GJ部SS「上下逆転」

「いつも先輩たちばっかり、ズルいデスよ」
 いつもの放課後、いつもの部室。珍しくお菓子も食べずに仁王立ちで宣言したのはタマだった。普段は部長がオピニオンリーダーとなり、そこからしょうもない騒ぎの輪が広がるのがGJ部式であったが、今日のオピニオンリーダーは、珍しくタマのようだった。
「何がズルいんだよ」
 部長はいつものようにこたつに入って温まっている。肩から下をこたつ布団の中に収めて、首だけで返事している様が少しハムスターっぽかった。
「この部活、タマの後輩がいないんデスよ。メグ先輩たち二年生と、まーちゃんたち三年生しかいねーのデス。タマばっかり後輩扱いされてフラストレーション爆発デスよ」
「そりゃあ、タマは一年生だから」
 一年生に後輩などいるはずもない。そういう理屈のことを言っているわけではないのは京夜にもわかってはいる。
「たまには先輩たちも後輩になればいいんデス」
 もはや言っていることがめちゃくちゃだ。
 だがこういう話に、部長が乗らないはずがないのも京夜にはわかっていた。
「面白そうだな、それ!」
 やっぱり。
「よーし、今日一日学年逆転すんぞ。タマが三年生で、キョロと恵が二年生だ。私とシィときららは一年な。はいスタート!」
「えぇ、ちょ、部長決めるの早いですって!」
「コラキョロ、お前私の上級生だぞ。敬語禁止だ禁止」
 そういう部長も、上級生相手にタメ口になっている。体に染み付いた癖というものは早々簡単には覆らない。
「あれあれ、今日はお姉ちゃんたちが後輩さんなんですかー?」
 恵ちゃんが紅茶を淹れたポットを載せたトレイを持ってやってくる。
「そうなると、これは後輩の役目だね。紅茶は私が持ち運ぼうか。恵・先・輩」
 紫音さんが席を立って、恵ちゃんからトレイを受け取った。パソコンのモニタには、学年の差など関係なくボロ負けの世界統一王者さんが再戦の要求を出してきている。
「あ、ありがとうございますー紫音さん」
「さん付けも禁止だ!メグは私達にタメ口限定だ!キョロ、お前もだぞ」
「だから部長が敬語になってないじゃないですか。それに僕、普段からクラスメイト相手にもこうなんですけど」
「だったらオレマンにでもなればいいだろ。おいきらら、お前もキョロ先輩の肩でも揉んでやれ」
 いつものソファ、少し離れたところでいつもどおり肉をかじっていたきららが、言われてこたつに寄ってくる。
「キョロ。せんぱい?」
 あまり普段から上下の関係を意識させないきららは、どう動いていいかいまいちわかっていないらしい。
「さぁキョロ先輩、紅茶だよ。恵先輩ほど上手く注げているかはわからないけどね」
 部長も紫音さんも、先輩キャラの京夜を期待して目がらんらんとしている。京夜は意識して、オレマンを頭のなかに降臨させる。
「お、おう。サンキュー、紫音」
「はうっ」
 紫音さんが勝手に感銘している。今ばかりはスルーしておこう。
「みんな勝手に話進めて、タマ放置デスか」
 放置されていた事の発端がやってきた。
「今日はタマが最上級生なんデスから、こたつの席はタマが一人で座るデスよ」
「おぉ、そうなると誰の上に座るか変えないとだな」
「基本的に身長・体重の総合的な差から考えると、人の上に乗るのは真央と…キョロ先輩かな?」
 普通恵ちゃんだと思うんだけど、京夜にもあえて黙っているだけの防衛本能は備わっていた。紫音さんも恐ろしいことを言う。
「じゃあお姉ちゃん先輩は、私の上ですねー」
 恵ちゃんが部長を呼んで、膝の上に乗せている。普段からしているのか、実に手慣れた様子だった。部長の長い髪を片方に寄せて、ヘアバンドで髪をまとめている。
 そしてそこで、京夜は気付いた。自分の選択が待たれている、と。
 タマは一人で座ると言っていて、恵ちゃんの上にはすでに部長が座っている。つまり残っているのは、紫音さんときらら。
「え、えぇ!?いや、僕が紫音さんたちの上に座るなんて―――」
 さん付けがルールに抵触したのか、部長がすごい勢いで睨んできた。でも今迂闊にオレマンを呼んでしまうと、男らしく勢いで誰かの上に座ってしまいそうな気がする。それはとても危険で、このイベントが終わった後、女性陣からの叱責を受けることは間違いなかった。
「ぼ、僕これでも一応男なんですけど…さすがにし、紫音と、きららの上に座るのはアウトですよアウト」
 結局最後がいつもどおりの敬語になってしまった。
「私は、気にしないのだけどね」
「きらら。へいき。」
 どんどん逃げ道が塞がっていく。
「シィもきららもあんま自覚ねーよなー」
「何の話ですかーお姉ちゃん先輩ー。あ、なんなら四ノ宮くんも私の上に座りますかー?」
「…お前もだな」
 仲のいい姉妹だ。なんの解決にもなってないけど。
 どうしよう、どうしよう。いっそ逃げようか。でも逃げたら明日もっと大変なイベントに巻き込まれそうな気がする。キョロ子を降臨させれば大丈夫だろうか。いや、きっと背中の感覚までは我慢できない。
「…しゃーねーデス。キョロ、私の椅子になりやがるデスよ」
 まさかの助け舟がやってきたのは、タマの方からだった。確かに弟妹の面倒を見ているという話は聞いていたが、こうして考えると、タマは意外と人の上に立つのが似合うのかもしれない。
 その後タマは背もたれを有効活用してきたり肘掛けを要求したりと、ある意味部長よりも面倒な存在となった。

 


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