感想日記

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ジャンル問わず、何がしかについての感想を書きます。ネタバレご注意です。



 

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絶対可憐チルドレン 34巻特典 ドラマCD[THE MEMORIES 兵部京介]

ドラマCD[THE MEMORIES 兵部京介]

原作絶チル34巻につく特典ドラマCDです。


タイトルのとおりTHE UNLIMITED 兵部京介のエピソードとなっており、
アンディとユウギリもメインで登場します。
合わせて包装パッケージにも原作者描きおろしのアンディやユウギリが。


CDのパッケージはこんな。
表はアニメのキービジュアル、裏面は各シーンのキャプ詰めた感じです。
これが結構しっかりしたケースで驚いた。最近の漫画本特典はすごいね。
まぁその分高額になってるので相応であって当たり前なのかもしれんけど。


しかし意外とどこにも、内容についての告知がなかったので、
聞いた上でざっとレビューしようかと。
買おうか悩んでる人に読んでもらえたら幸いです。


登場人物(声のある人)
 ・兵部京介
 ・アンディ
 ・ユウギリ
 ・真木さん
 ・紅葉姉
 ・葉
 ・桃太郎
 ・皆本
 ・賢木
ということでアンリミのメインキャラはほとんど登場しています。

時系列的には4話以降なのかな。
アンリミの時間枠の中で、かつパンドラが日本にいる状態です。
ちょっと後日談も期待したのですが、まぁアンディが出ていっちゃうしね。



TRACK1 兵部京介 1分43秒
 完全に兵部の独白によるショートトラック。
 ストーリー性というよりは詩的に内心を語るものです。
 アンリミの中2かっこいい方のテイスト。


TRACK2 アンディ 9分44秒
 楽しいコメディ回。アンディが兵部にからかわれたり、葉と勝負したり。
 アンリミ2話冒頭や5話あたりの、楽しいパンドラのやりとりが聞けます。
 またアンディが兵部にプールに蹴落とされたりします。
 アンディが兵部や葉とイチャイチャしてるのが好きな人にはおすすめ。
 真木さんはちょっと存在感薄い。

 ちなみに、かなりマジでかっこいい葉の姿が見られます。いや、聞けます。
 葉がどう考えてパンドラにいるか、多分初めて明かされてますねこれ。


TRACK3 ユウギリ 8分50秒
 ユウギリが自分も働きたい、とパンドラのお手伝いをする話。
 とびきり微笑ましくてたまらんです。一緒についてる桃太郎もかわいい。
 兵部が親心を見せるのもたまらないです。
 そして相変わらず喋らないパティ。


TRACK4 皆本 9分10秒
 どちらかと言うと原作ファン向けのトラック。
 兵部と皆本が割とシリアスに互いの心中を暴きあいます。
 兵部が皆本に自分の秘密を明かすすごい胸キュンシーンがありますので、
 兵部×皆本好きには超おすすめ。
 このシーンをこのCDでやっちゃいますかァー!って感じ。
 いつか本編でもやるかなーと思うくらい原作でやりそうなシーンです。

 というかこのエピソード、下手したら原作の今後でキーになるようなシーンじゃ…。

 ▼▼ 反転でネタバレあり ▼▼

  本当、これ原作でじっくり尺つかってやるレベルのエピソードじゃない!?
  兵部のツンぶりの内訳を暴くような超重要エピソードだよ!

  自分が死ぬ=ノーマルに裏切られるシーンを見せつけて
  「皆本、お前は同じ過ちを繰り返すなよ」とかさ!

  兵部が自分と同じ立場にある薫を特別視しているのも、
  その上官である皆本を早乙女と重ねて憎んでいるのも、
  その割皆本は理解のいい奴でその分兵部がイライラしてるのも原作で描かれてきたけど、
  まさか兵部がここまで皆本に期待をかけてるとは思ってなかったよ!

  これまでずっと復讐に生きてきた兵部の、しかしここに来て少し落ち着けるのではって状況、
  その内心を考えるとすごいキュンキュン来るんですよね。
  パンドラ中学生組がノーマルとの平和な日常を望んでるのを理解してちょっと寂しそうだったり、
  そろそろ兵部は「永遠の子ども」から「大人」にならなければいけないのを自覚しているかもしれませんね。

  
 ▲▲ ここまでネタバレあり ▲▲


TRACK5 パンドラ 2分41秒
 パンドラと言いつつ、これもTRACK1と同じ兵部の独白によるショートトラック。
 兵部がどれだけパンドラメンバーを大事に想っているかという話。


とまあこんなところで。
もっとシリアスに振った、一回聞けばもういいかなってものになると思っていたのですが、
アンリミのにぎやかで楽しい部分が結構フィーチャーされていて、楽しいドラマCDでした。

そんな特典付き34巻は1980円くらいで好評発売中。

ちなみに原作は「ミッシング・リング」の全エピソードと「ボーイ・ミーツ・クイーン」の3話まで。
アンリミ合わせなのか、超能部隊時代のエピソードと、兵部少年の回想エピソードです。
これもアンリミで見たかった!
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス

この間テレビ放映があったので、初めて見たんですよ。
劇しんを見るのはヤキニクロード以来、すごい久しぶりだったので結構ワクワクしていたのですが。

自分のスタンスを早めに提示したほうがいいかと思って書いておきますが、
最低のクソ映画でした。
これまで見てきたクレヨンしんちゃんの中で一番つまらない話でした。

黙って見てしまった2時間がもったいないのでここに感想を吐き捨てることにします。
多分同じ感想を持った人でないと読んでも不快なだけだと思うので、
私と同じく、この映画見て損したって感想を分かち合いたい人以外は読まないほうがいいです。


さて、この映画の問題点はおおまかに2つあって、
・ゲストキャラの宇宙人が全員不愉快
・野原一家が実質何もできていない

という点にあります。

見ていて「は!?何言ってんだお前」って感想を抱いたまま
それが解消されず物語が終わってしまう感じ。
ガンダムAGEのイゼルカント様を思い出すといいかも。


では一点目の
・ゲストキャラの宇宙人が全員不愉快
という話。

これは話の冒頭から最後まで、終始一貫して抱える問題点なのですが、
とにかくこいつらが人の話を聞かない。
そしてまともな倫理観を持ち合わせていない。
相手の理解を求めない。
自分たち主導で、相手に説明をしないまま自分ルールを通し続ける。

そういう意味では、これまでの劇しんに登場してきた侵略宇宙人と同じスタンスなのですが。

登場して早々、人の家にあがりこんで(これはしんのすけが誘導したのもありますが)、
親を放置して赤子を囲んで大喜び、幼児相手にサインを求めて
そのサインを契約書として、親への説明もなしに宇宙まで拉致します。

もうこの時点でかなり心折れた。
すごい不快。

その後も野原家は自分たちの訴えを一切聞かない宇宙人を相手に、
ひまわりを取り上げられ、コテージに隔離され、自分の子供と会うこともできない。
そして不満を訴え続けていたら地球に追い返されます。

見た人ならわかると思いますが、その後のひろしとみさえの悲壮さは筆舌に尽くしがたい。
録画消しちゃったのでキャプはとっていないのですが、
とれたとしてもここに載せるのもはばかられるくらい。

赤子を奪われたのですからこれは当然のリアクションです。
そしてその有様を見てしんのすけが、自分がしでかしたこと
 →軽い気持ちでひまわりを預けるなんてサインをしてしまったことに自覚を持ちます。

そのしんのすけの反応がしっかりと物語っているのですが、
この展開どう考えてもギャグじゃないんですよ。
手も足も出せない、得体の知れない相手に赤子を奪われて文句も言えない状況なんですよ。
視聴者は基本野原家の目線で映画を見ていますから、基本的にはひろし・みさえと同じ感想を持ちます。

敵意を見せていない分、自分たちがどれだけひどいことをしているか自覚していない分、
これまでの敵よりも厄介で不愉快な宇宙人連中。
ひまわりを返せ!と文句を言う野原家に対して、「ちょっとちょっと、何言ってんの」くらいのリアクションしかしません。

こんなふざけた連中、きっとここから野原一家ファイヤー!と反撃かましてくれるんだろうと期待しますよね。
それで家族の情とか、自分たちのしたことへの後悔とか、そういうことに気付いてくれると。

そんな展開は一切ありませんでした。



ここからは
・野原一家が実質何もできていない
という部分にかかるのですが、
このあとの反撃。

野原一家は敵の星に乗り込んで数々の妨害を乗り越え、ひまわりのいるところにたどり着きます。
しかしここでまず一個目の不穏な気配。

宇宙人連中、今更しんのすけがひまわりを追い出したことを責め始めます。

「君がサインして、ひまわり姫を追い出したんじゃないの」
「今更何しに来たの」
と。

違うだろ。
お前らしんのすけがどういうスタンスであれ、ひまわり拉致しただろ。

しんのすけの落ち度を、そこに一切関係のない宇宙人連中が突っついてしんのすけを責めます。
ここがこの映画の不愉快なところのピーク値です。
自分たちの都合で拉致したくせに、その責任をしんのすけに転嫁するのです。いい大人たちが。

じゃあ何か。
この惑星では5歳児が「妹なんていらない」って言ったら拉致していいのか。

しかもしんのすけがそれでも妹を助ける、と兄らしい自覚を持って宣言すると、
大体の連中はそこで引くのです。
意味わからん。

宇宙人たちはこれまで明確な大義を持ってひまわりを拉致しました。
それは野原家、ひいては視聴者の納得を得られるやり方ではなかったのですが、
宇宙のバランスを保つためにやっていたことです。

それが今度は、しんのすけが改心した途端引くようになります。
お前ら宇宙はいいの?


ここらで宇宙人の視点を見返しておきましょう。

宇宙人はひまわりが欲しい。
その理由は「宇宙のヒマのバランスを保ち、地球とひまわり星を守るため」です。
そこでひまわりを自分の星に迎えたい、かつしんのすけがそれに応じてしまったため、
平和的にすべての問題が解決してハッピー、というのがこれまでの彼らの視点です。

まぁその過程で、親ではなくしんのすけに契約書のサインをさせたり、
有無を言わさず宇宙に連れ出して抵抗の意思を削いだりと、無自覚にえげつないことをしてるクズ宇宙人ですが。

つまりは「しんのすけが要らないといったから」ひまわりを拉致したのではなく、
「自分たちが欲しいから」ひまわりを拉致したのであって、
しんのすけがOKのサインを書いたのは副次的な要因なのです。

もちろんしんのすけの安易な行動は個人として反省して自戒すべき部分ですが、
そこはあくまでしんのすけ自身の問題、あるいは野原家の問題です。

つまり、ここに宇宙人が口出しをしてくること自体が論外なのです。
だって関係ないんだもんあいつら。

それを「しんのすけが要らないって言ったから連れてきた」ように言葉を切り替えてしんのすけを責める。
5歳児相手に。
ここまでのクズ、アニメでも早々見られませんよ!

加えて、しんのすけの改心によって身を引くことは、
この宇宙人たちにとっては「自分の目的を放り出したこと」を意味します。
2つの星が滅ぶかもとまで言っておきながら、何をしてるんでしょうこいつらは。

彼らが最初から「しんのすけを改心させること」を目的として動いているなら話はわかるのですが。

「物語上の役割」=「星のバランスを保つこと」がすでにある状態で、
その上にテーマ上の都合から「しんのすけを改心させること」という役割を担ってしまったせいで、
宇宙人の中での「物語上の役割」が死ぬほど意義を持たないものになってしまいました。

「しんのすけが要らないといったから」ひまわりを拉致してきたのであれば、
ここで挙げた問題点は全部解決できたんですけどね。



さて、
・野原一家が実質何もできていない
という部分に戻ります。

前述のとおり、私は野原家と完全に視点のすれ違った宇宙人に対して、
野原家が家族の情愛を見せて彼らにすれ違いを気付かせ、ひまわりを返して完、あたりかと思っていたのですが。

とりあえず荷物の搬送用ゲートを通ってひまわり星に戻ってきた野原家。
ひまわりを取り返すために突貫してひまわりのいる場所まで辿り着くのですが、
そこでも野原家は特に何かできたわけではありませんでした。

すごい大雑把に説明すると
・しんのすけがひまわりを助けに来たことで抱えていた問題が解決
・じゃあもういいから野原家の皆さんは帰っていいよ
という流れでひまわりは開放され、野原家は地球に帰ることになります。

なんだそれは!

つまり野原家が頑張ったことそのものは一切宇宙人たちには届かず、
それとは別に問題が勝手に解決し、宇宙人の都合で不要になったからひまわりは返されるのです。



見ている人も多いでしょう、「オトナ帝国」では、
しんのすけの未来を望む純情がイエスタデイ・ワンスモアを改心させて世界が元通りになりますよね。
己の間違いを認め、身を引きます。
物語として、あれが当たり前ですよね。

悪党は「完全にやられる」か「改心」しないと問題の解決とはなりません。
同じ問題が再発したとき、同じ手段を取りうるからです。
しんのすけの想いがイエスタデイ・ワンスモアに届かなかった場合、
再び彼らが20世紀の暖かさを願ったとき、再び侵略が再開される可能性があります。

今回の劇場版はまさに、敵が改心しないまま終わった話と言えます。

野原家が身勝手で人の言うことを聞かない宇宙人を倒すか、
あるいは野原家に親子、兄妹の情愛の深さを見せつけられて、
宇宙人たちは勝手なことをしたと反省しなければなりませんでした。

事情があるとはいえ、赤子を拉致したことってのはそれくらいの罪に当たることです。

反省をした上で、野原家と宇宙人が協力して問題を解決、
握手でもして和解したとして、その上で野原家を地球に返すのがあるべき展開でしょう。

地球も巻き込む問題である以上、野原家は巻き込まれる形でなく、
自発的に協力する姿勢を見せて問題に向きあわねばバランスが取れません。

しかし宇宙人たちは終始自分たちのペース、都合に合わせて動き、
野原家を好き放題翻弄したあげく勝手に話を終わらせてしまいました。
視聴者としては、こいつらを殴りたいと振り上げた拳の納めどころがわからない状況です。

宇宙人たちはついぞ、自分たちの暴力について自覚も反省もしないままでした。
この辺もガンダムAGEに似てる。


というわけで、2時間通して話の軸がブレ放題の劇場版でした。
設定の一部をちょこっと変えるだけで話の筋は通せたと思うんですが、そんな余裕もなかったんでしょうか。

せめて宇宙人たちは「悪党」として劇中で認知されて倒す、あるいは改心させるか、
最初から宇宙人たちを「善人」として描いて、ひまわりはじめ野原家が協力して宇宙の困難に立ち向かう話であれば…。

製作者と視聴者で、宇宙人たちの捉え方がズレているんでしょうか。
もしかして彼らを悪ではない存在のつもりで作ったのかなあ。


まぁ、なんというかその
二度と見ないと思います。

 

THE UNLIMITED-兵部京介- #9「カタストロフ -Pandora's box opens-」

#9「カタストロフ -Pandora's box opens-」


7,8話の兵部回想シリーズから戻って本編。
コm合衆国の部隊がカタストロフィ号に突入、艦は戦闘状態になります。

一方で真木さんたちもバベルと遭遇して足止めをくらい、
パンドラは完全に混乱状態に―――。



絵描き終わってから気付いたけど、兵部ってテレパシーは使えなかった気がする…。


さて、今回は緊急事態を前にして、逆にパンドラ内の絆が浮き彫りになった回でもあります。
ついに口を開いたパティも、子どもたちのために敵部隊の前に立ちはだかります。

パティの能力は粒子のコントロール。
服も含めた全身を粒子に変えて武器にしたり、攻撃を回避することができます。
原作によるとテレポートベースの合成能力で、体の粒子を細かくテレポート振動させてるんでしょうか。
テレポートなので、能力の発動中に脳にダメージを受けると能力が暴発したりします。

ちなみに自身の創りだした粒子でなくてもコントロールは可能。
原作で一瞬ですが大活躍するシーンがあるので、原作を読んでみましょう。


そしてやっぱり注視してしまうのは、呆然自失状態の兵部の胸ぐらを掴んで目覚めさせる真木さん!



「しっかりしてくれ少佐!俺達はアンタを信じてるんだ!」
「アンタが守らなくて、誰がこの船を守るっていうんだ!」


いつも軽薄なノリで周りを振り回す兵部ですが、
真木をはじめパンドラのメンバーは、ほぼ全員が兵部に救われたエスパー差別の被害者。
今健康にテロリストをやっているのも、全て少佐が救ってくれたおかげなのです。

兵部にとっては仲間でありながら子供にも等しい真木からの叱咤。
こうやって兵部を叱ってやれるのはこれまで不二子さんくらいだったのですが、
この叱咤を受けて、兵部はいつもの調子に立ち返ることができました。


しかしこのエピソードは、原作を含めても初の「パンドラが敗北」するエピソード。

リミッターを開放し全力で攻撃する兵部。
そこで見られる能力は電撃に火炎など、陸軍超能部隊の皆が使っていたもの。
このカラクリがアンリミで明かされるのはもうちょい先だったかな。



全霊をかけて戦艦を一隻沈めるものの、敵の物量は圧倒的。
ミサイルの多重攻撃の前にシールドも貼れなくなり、カタストロフィ号は崩壊、沈没します。


一方で切り捨てられていたアンディ。
案の定「艦のみんなは襲わない」という約束は反故にされ、ユウギリを攫われます。
コm…合衆国はどうやら伊號の脳以外にも、ユウギリも狙っていた模様。

しかしパンドラに感情移入しすぎたアンディは、軍に続いてここでも不要と判断され、射殺。
生きてたけど。

任務とパンドラ、どっちも選べず中途半端な決断をした結果、
本来の居場所もパンドラの居場所も失ってしまったアンディでした。



落ちゆく兵部を助けに飛び込むアンディ。
ポーズが格好つかないけど、4話で兵部に拾われたのと逆の展開に。

アンディの内通こそあれ、こうしてパンドラはコm…合衆国に完全敗北してしまいました。
バベルも協力していたし、後ろ盾のないパンドラにはやっぱり限界があるのでした。


ということで、原作にも無かったパンドラの完全敗北をはじめとして、
アンディVS兵部、パティの戦闘シーン、カタストロフィ号の沈没など盛りだくさんの回でした。
超能力シーンのエフェクトも派手で、2週過去編に逸れて待った甲斐があったというもの。

最終的には敗北、画面が暗転してエンドロールとビターな味わいでしたが、
映像的にはこれまでと比べても相当熱量のこもった回だったのではと思います。

個人的には絵にも描いたとおり、真木さんの魂の訴えがすごいキュンキュン来ました。
普段家族的な仲の良さばかり見てるので、たまにはシリアスに感情をぶつけあうのもいいですよね。

 

ラブライブ!最終回雑感



先ほど東京MXにて、ラブライブ!最終回が放映されました。
各話ごとの感想まだ1話しかやってないですが、色々吐き出したり語ったりしたいのでとりあえず。

アニメのこのシーンはこんなことを象徴してるんだ!的な読み取りではなく、
いちファンとして最終回見ての感想です。


まぁやっぱり言いたくなるのが、12話からの内輪もめ?展開。
穂乃果が風邪で体調を崩し、目が覚めたときには
・ラブライブ出場辞退
・ことりの留学によるμ's欠員

が発覚。
そこから穂乃果の心が折れるわけですね。

個人的には、少しモヤっとしたものが残る展開でした。
これまでノンストップで明るく前向きにやってきただけに、なおさら。

穂乃果が猪突猛進的な性格でものごとを深く考えないのは1,2話を見ればわかることで、
倒れてしまうこと、ことりの変化に気付かなかったことは理解できます。
その猛進さが魅力であることは最終話でも海未ちゃんが語ってますし。

なので失敗自体はいいのです。
楽しいだけじゃない、試されるだろうとはOPも言っています。
なので今感じている不満の大半は多分、物語としてではなく
視聴者として、ラブライブファンとして見てきた中で感じた不満です。

まずラブライブ(大会の方)。
参加しねーのかよ!
シリーズタイトルまで背負って始まったと思ったら不参加かよ!
この大会に参加して最終話はOPを皆で歌って(OPムービーのステージは各所に「Lovelive!」って入ってるので)、
ああOPがこのアニメの最後を締めくくるライブだったんだなって思い込んで、
その後最後に「来年度新入生募集のお知らせ」が映って終わりなんだな、ってところまで妄想したよ!

3年弱応援してきたシリーズ展開の集大成だと思っていたので、
ここで不参加はかなり拍子抜けでした。
なるほどータイトルをここに持ってくるか―と思ってたよ。

まぁ参加してしまうと結果を見せなければならなくなるだろうし、
原作はG'zの投票企画ってことを考えると
μ's大勝利!希望の廃校阻止へレディ・ゴー!とはならんだろうとは思っていました。

あってもラブライブ参加!
G'z本誌の投票によって何回戦まで行けたか決まるぞ!みたいな
企画オチもあるかもと思っていました。
アニメ単体で完結できないから、これもそうだったらいいなって妄想の範囲ですけど。


とにかくこれが大きな肩透かしだったのがひとつ。
そしてもう一つ。

アニメで廃校阻止できちゃうのかよ!
それを阻止するために頑張る話じゃねーの!?
これテレビシリーズでやっちゃったら、これ以降のμ'sの活動どうなるんだよ!?

まぁ「廃校を阻止できたら、その後μ'sはどうなるか」というのは
最終話でエリチカが触れていたとおり、いつか突き当たる問題ではあるのですが。
この挫折が「穂乃果が廃校なんて関係なしに、私はアイドルでいることが好きだ!」
って自覚させるための展開なのもわかっています。

ただ廃校阻止は、原作であるG'z本誌で取り扱う問題だと思っていたので、
アニメでさらっと、象徴的な契機もなしに廃校阻止できてしまったのはまた拍子抜け。

せっかくラブライブという大舞台を用意したのだから、
阻止できるならそこで大成功をおさめて廃校阻止して欲しかった。
μ'sの原点でもある問題の割に、解決がおざなりすぎました。
格闘ゲームでラスボスをうっかり弱パンチで倒した時みたいな、そんな消化不良感。

アニメの中で解決しなくても、今後のCD展開におけるPVやサウンドドラマで
いつかたどり着くべきゴールポイントとして残しておいて欲しかったです。
多少の設定の齟齬はあれど、アニメはこれまでの展開の軸線上にあるもののようなので、
アニメのみで全て片付けようとする姿勢があまり好きになれずでした。


そして最後に、ことりの留学問題。
そこまで服飾好きだったとは思わないよ…。
ライブの衣装作り、アルバイトでメイド服に目を輝かせてたシーン、
あの辺は確かに伏線として機能してるのかもしれないけど

いやしてねーよ!だってことりが自分で衣装作るシーンアニメで一個もなかったし!
μ'sを出てまでしたいことのようには思えませんでした。

そして最終話見ればわかるのですが、本当にそこまでしたいことじゃありませんでした。
穂乃果にお願いされるとじゃあやっぱなしで、と。
もう、本当なんなんこの展開…。
よくある「夢と友情どちらを取るか」という展開にすらなっておらず、
完全に穂乃果を揺さぶるためだけの設定。

「穂乃果が自分のことで精一杯になってる間に、知らないところで取り返しの付かないことになっていた」
というのがやりたいだけに見えました。
この展開運びがすごい陰湿!
私見を語る場なので私見を語るけど、
自分がラブライブに求めてるものはこの展開の中に一つもありませんでした。

結局のところ留学するのかしないのか、という最後の決断を
ことりが全て放棄しているのもマイナスポイント。
能動的な意思は見せず、誘われたから留学して、
今度は穂乃果に再び誘われたから留学取りやめにしてμ'sに戻る。
9話で自分には何も無いって悩んでたのは何だったの…。結局何もないまま成長なしで終わるの…。

どうせなら穂乃果に最後の答えを依存してたことを自覚して反省して、
留学やめるなら自分で決断して、今度はことりが穂乃果をμ'sに誘うくらいの展開が欲しかった。

もともとラブライブは群像的というか、穂乃果のための物語ではないので、
皆を誘った穂乃果が今度は皆に求められてμ'sに再加入してもおかしくはないはず。
そこでことりが能動的に動くところを見せられれば、穂乃果とことり両方の成長エピソードになったと思うんですけど。

最終話の展開だと、ことりの行動は全て穂乃果ありきに見えちゃいませんかね。
スクールアイドルとして以前に人として解決すべき問題点だよ。



そしてこれまで振り返ってきて気付いたけど、
私はTVアニメ「ラブライブ!」は、
これまでのシリーズ展開の軸線上にある物語であって欲しいと思ってて、
シリーズの総決算だとか、話の結末をつけるとか、新しくμ'sのあり方を描くリスタートとか、
そういうのは求めてないんですね。

このアニメをこれまでの軸線上に載せてしまうと、
これまで積み重ねてきた明るく前向き、学校の廃校を阻止するために頑張る9人の少女、
っていう大前提が結構崩れる。

もちろん基本中の基本である9人揃ってのμ's、っていうところは変わらずなんだけど、
たとえば発表があった6thシングルでは、もう廃校は終わったものとして語られるんでしょうか。
もしそうだとしたら、それがすごい嫌なのです。

私にとってそれは、ラブライブというコンテンツそのものの軸がぶれているように感じる。
それは、どこを軸として取るかで人によって感じ方は全く違うのでしょう。
だってアニメを前提にしても、これまでとこれからのラブライブは全く姿形変わってないんだもん。

ただ自分の中で「こうあって欲しい」から少しズレただけ。
ラブライブは自分の中では「廃校を阻止するために頑張る仲良し9人の話」なんですね。
だから廃校阻止って公式に言われたり、
仲良し9人が若干不仲になるシーンが見たくなかったと。

ああなんか少しスッキリした。
何が不満だったのか言葉にすると結構楽になります。



不満を語る場としてここを使ったのでつい悪いと感じたところばかり文面に上がっていますが、
もちろん楽しいところ好きなところもいっぱいあるんですよ。

最終話全てのスタートだったSTART:DASHを9人で歌ったところとか、
穂乃果が再スタートにあたってこれまで触れてきたものに再び触れる展開とか。
出来ればにこりんぱなに会ったあと、穂乃果には音楽室で真姫ちゃんと顔合わせて欲しかったですね。

ちゃんと講堂を満員にするライブもやったし、
スクールアイドルらしく制服をステージ衣装に、というのも良いです。
最後ゆきほ達までいたのは、講堂をステージにした一般客向けのライブってことなんですかね。


ただ、内輪もめしたりしてる暇があったなら、
その尺を使って楽しい話を見たかったなあ、というのが本音でもあります。
ラブライブには一点の曇りもないコンテンツであって欲しかったです。

 


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