感想日記

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ジャンル問わず、何がしかについての感想を書きます。ネタバレご注意です。



 

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境界線上のホライゾンⅡ解説 11話「花畑の合格者」中

ホライゾンⅡ、11話「花畑の合格者」の解説続きです。


話は点蔵がメアリの処刑場にたどり着くところから。

点蔵「金・髪・巨・乳―!」

点蔵を試すため、メアリとエリザベスが入れ替わるという罠を仕掛けた…
と思われるシーンですが、
実際には入れ替わっていたのではなく、入れ替わったフリをしていた、という場面です。
それを点蔵は、オパーイのサイズ差を見極めることで見事見抜きました。

アホなシーンではありますが、
しかしメアリは自分を見ぬいてくれた点蔵にまた惚れなおしてしまいます。
この忍者許せねえ…。

ちなみにエリザベスが「賭け」と言っている通り、
メアリは点蔵が自分を見ぬいてくれると信じていました。



点蔵「自分、貴女のことがすいれっ――睡蓮のように美しい人と思ってござった!」
メアリ「色で言うと…赤と白のどちらです?」


人生最大の見せ場ですが、点蔵は点蔵なのでここぞという場面で噛みます。
こればっかりは、そういう奴だからとしか言えませんね…。

点蔵は睡蓮は「白」だと言いますが、
浅間が調べたところによると、白睡蓮の意味は「純粋・潔白」を意味します。

歴史再現のため何百人もの人を殺したり、
歴史再現のために何人もの人間と結婚・離婚を繰り返したメアリにとって、
処刑場で想い人からそんな意味の言葉を贈られては、もはや落ちるしかありませんね。



ここでメアリは歴史再現に殉じることの重さ(簡単に翻してはいけない)を語り、
エリザベスは今の時代が、それが当たり前の時代であることを語ります。


が、1期でトーリが世界征服宣言を行ったように、
現在の極東はそんな今の時代を良しとしていません。

そのためにトーリは世界を征服して時代を変えることを宣言し、
点蔵もまた、メアリのために世界を征服する決意を固めます。

この考えは相応に危険な思想とも言えるのですが(世界の根底を変えてしまうため)、
一方で極東はきちんと歴史再現を行なっています。
現在は「解釈の仕方」で巡っている話ですので、聖連が介入することはおそらくできない…はず。
また、セージュンがこの話をヴェストファーレン会議に持っていく、としていますしね。
もちろん危険な思想には違いありませんので、
場合によっては「解釈の仕方」によって極東が潰される危険性も孕んではいます。


点蔵「すでに全世界を敵に回した御仁もおられる!」

トーリの告白が通ったことが、今ここで点蔵の告白に大義名分と勇気を与えてくれています。


メアリ「じゃあなんで…あのときチューしてくれなかったんですか!?」
トーリ「テンゾー、嘘でもいいからしなかった理由を言え!」


トーリは間違いなくバカですが、実は気配りスキルは極東一とも言える男です。
ちなみに不可能男インポッシブルとして選ばれた理由はもっと具体的な学力体力などのステータスから選ばれています。

トーリはこの問答の中で、メアリが説得されたがっていることを見抜きます。
そのため点蔵はメアリを納得させるための理由をでっち上げます。

つまりは、互いに愛し合ってるくせに立場上簡単に相手についていくわけには行かないし、
メアリは女として一度フラれたと思っていますから、そこに納得を与える必要があるのです。


この後点蔵がメアリの乳を揉みますが、ここの解説はいいですね。
また噛んだりしますが点蔵は点蔵なのでもう点蔵です。


告白を受けて咲き乱れる白睡蓮の花。
エリザベス同様流体系種族であるメアリの感情が昂ったことで、
内燃拝気が告白の言葉に応じた花の形になったんでしょうか。
更にここでメアリから渡される赤いマフラーは手編みです。
この忍者野郎…!


メアリ「私の負けですね…」
点蔵「自分も負けでござるよ…」


メアリは説得されてしまいました。
点蔵は、キスのためにマフラーを外してしまいました。

点蔵が素顔を見せるかどうかでの賭けは、以前倫敦塔で行ったものですね。


メアリ「点蔵様――私を傷つけてくださいますか?」

メアリの性向。
好きな相手の話になったとき点蔵に語り、点蔵がメアリを追う決意をしたのも傷がきっかけですね。
相手にとって一生消えない傷を残せる女でありたい。
メアリが点蔵に、私に傷をつけてくださいというのは、つまりそういうことです。


しかしここで時間切れ、エリザベスの介入が入ります。
ちなみにアニメでのここの尺、本当に5分ぴったりだそうです。
アニメスタッフあたまおかしい。


エリザベスは国家のトップとして、歴史再現を放棄してメアリを逃がすわけにはいきません。
ここでのエリザベスの感情は非常に複雑なところがあって、中々解説ができませんが、
どうやらメアリをこのまま武蔵に連れて行かれたくはない、という思いがあるようです。
もちろん歴史再現をすればメアリは死んでしまいますが、
流体系種族であるエリザベスは、地脈に還ったメアリを感じることができるのでしょうか?

メアリの白睡蓮をも飲み込むエリザベスの流体量ですが、
点蔵にはふたつ勝機がありました。
ひとつは、メアリよりエリザベスの乳が小さいということ(マジで)。
もうひとつは、エクスカリバーの存在。


メアリの処刑には、彼女がエクスカリバーを抜けなかったという、
王位の継承を否定した、という解釈が含まれています。
剣が抜けなかったことそのものが、王位の継承をメアリが否定した(資格がない)ととられたわけですね。

しかし点蔵は、エクスカリバーが抜けなかったのは資格の問題ではなく、
そのやり方が間違っていたのだと推察します。

倫敦塔で聞いた、ヘンリー八世が剣を抜けると豪語していたこと、
ヘンリー八世が地脈や末世の空間(セージュンがエリザベスに見せてもらったもの)の研究をしていたこと、
ホライゾンが大罪武装を謎空間に保管していたことを根拠として、
エクスカリバーを抜くには、一定の条件があると判断しました。

現在封印されているのはエクスカリバー・カリバーンです。
これを抜くことができたものこそが王である、というのが現在の英国の見方でしたが、
そこには隠されたもう一本の剣、エクスカリバー・コールブランドの存在がありました。

折れたエクスカリバー・コールブランドは精霊界で補修を受けていたのです。
カリバーンは実は、その補修していたコールブランドを再び受け取るための鍵。
王が己に向かってその刃を向けたとき、2本のエクスカリバーは姿を現すのです。

よくわからないですね。
具体的に言うと、エリザベスがエクスカリバー・カリバーンの効果を発動しようとしたことで、
メアリに対して発動しようとしたことで、剣が抜かれる条件が満たされたのだと思ってください。

地脈の鞘という言葉が示す通り、コールブランドはカリバーンが放つ光の中にこそありました。
そこに恐れず手を伸ばしたメアリと点蔵を、コールブランドは王として認め、その姿を現します。

点蔵・メアリ・エリザベスはこれまでの流れの中で、
王(点蔵とメアリ)に対して剣を抜くこと=王に剣を捧げる「奉剣の儀式」に相当することをしたのです。
この儀式によって、コールブランドは地脈からその姿を現し、メアリのものとなりました。
ちなみにカリバーンも抜かれ、そのままエリザベスのものになっています。

点蔵が言うとおり、その真実に気付いたものこそを、王として認めるということです。
ここに点蔵・メアリは英国の王たる資格を持つものとなりました。

王たる資格がないことを理由の一部として処刑が待たれたメアリですが、
資格を得てしまったことで、これまでの予定どおりに処刑することはできなくなりました。
立場が変わってしまったためです。


正純「妖精女王!休戦の提案を行いたい!」

当然英国はこのままナァナァで済ませるわけにはいきませんが、
正純がここで英国にも有用な建前を提示します。

英国の立場:
多大な人と財をつぎ込んだメアリの処刑が反故にされようとしている。
メアリはエリザベスの王位をも奪おうとしている。
(メアリにその意思があるかは別にして、王位を得る資格があることを国際生中継で証明してしまいました)
それらの補填などできるわけないと、英国は判断していました。

そこで正純の提案する補填とは、歴史再現にのっとったまっとうな補填です。
歴史再現上、エリザベスはのちに自分の後継者として自分の甥を指名します。
それはつまり、自分の姉であるメアリの子。
メアリと点蔵の子供です。

死によって英国を守る予定であったメアリは、
生きて子を成すことで英国の次代を守ることになりました。


これはホライゾンの願いとも一致し、
かつ世界のルールを破ることのない、
全てが丸く収まる結果となりました。



ここに英国との戦争は終結を迎えました。


まだ終らない…!?
Bパートの解説は後に譲ります…。
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